山のクレヨン

セール価格¥2,420
宇宙から撮影した衛星写真にうつる地球の色から作られたクレヨンです。 世界12か所の実際の「山」から色を抽出しました。地球の「色」の豊かさをより多くの子どもたちに伝えたい、実際の地球の「色」を思うままに楽しんで欲しい、地球に興味を持って好きになって欲しい。Satellite Crayon Projectが制作するクレヨンにはそんな想いが込められています。

山は、その歴史や季節によって色が刻々と変化します。移り変わる色を表現するため、「山のクレヨン」は、その色を抽出した「月」を表す番号がそれぞれのクレヨンに記載されています。例えば、夏、秋、冬で約 1,300 平方キロメートルの範囲でその色を変える白神山地から色を抽出したクレヨンの番号は「11」番。秋も深い「11」月に撮影された衛星画像であることを示しています。

本商品は、小さなお子さまの「安全」を第一に考え、万が一お口に入れても大丈夫なように、みつろうをはじめ、動植物油脂と欧州玩具安全企画(EN71 Part3 2013)に適合した顔料など、天然由来の素材を厳選して使用しています。 パッケージの中蓋の裏にあるQRコードを読み込むと、山の色の理由や場所の解説、地球の神秘や環境問題などを少しだけ知ることができるWEBサイトにつながります。また文字の読めない小さなお子様でも耳で聞けるように、音声の解説もございます。 (音声解説:濱田岳)  

山のクレヨンについて
山のクレヨンはスカパーJSAT株式会社が、もっと地球を知ってもらう、好きになってもらう活動として、衛星画像を活用したプロジェクト「Satellite Crayon Project」の地球の色のクレヨンシリーズ「海のクレヨン」に続く第2弾として製作されました。福永紙工はパッケージの製造・販売代行を担当しています。

スカパーJSAT(Satellite Crayon Project)
「スカパー!」サービスをはじめとした放送・配信事業と、衛星通信網などを構築する宇宙事業という2つのビジネスを手がける企業です。地球の「色」を知り、地球の「色」で遊び、地球をもっと「好き」になる、をテーマに、Satellite Crayon Projectという小さなプロジェクトを立ち上げました。まず地球に興味をもつことが、子どもたちにとっての“はじめてのSDGs”。 今後も、宇宙をきっかけに、子どもたちの好奇心を刺激し、世界を少しだけ広げられるような商品を提案していきます。

※このクレヨンの売り上げの一部は、海面上昇の危機に直面をしているキリバス共和国に寄付し、気候変動による被害対策を行う自然災害基金として活用して頂きます。
山のクレヨン
山のクレヨン セール価格¥2,420
本体使用紙

みつろう(原材料中の40%)、カルナバワックス、食用油、顔料、魚油、ビタミン

本体サイズ

W167×H19×D100mm

内容

全12色入り

制作年

2023

ノート

デザイン      :言乃田埃、多嘉山ゆりあ
企画・発売     :スカパーJSAT株式会社
衛星写真提供    :Planet Labs, Inc.
クレヨン製造    :株式会社東一文具工業所
パッケージ設計・製造:福永紙工株式会社

COMMENT

丸橋裕史

マットな白地の箱に記号的な数字、小さな窓から覗かせるさまざまな色、「山のクレヨン」と書かれたシンプルなパッケージ。 箱を開けたら、世界中の山のもつ色だと分かりました。 とはいえ、知っているようで知らない山々ばかり。 なぜこの山はこの色になったのだろう。 地質や歴史といった「頭」を入り口にせず、身体的に感じられる「色」を入り口にするからか、大人も子供のように純粋な眼差しで子供と一緒に楽しむことができました。

矢島進二

人類が誕生以来、最も視覚的な影響を受けたビジュルはなんだと思いますか?
私は「地球」の写真を見てしまった瞬間だとずっと思っています。
初めてカラーで地球が撮影されたのは1967年。そうです、わずか56年前のことなのです。
アメリカの人工衛星によるその写真は、翌年「Whole Earth Catalog」の表紙を飾り、その後、アポロ8号による「青い地球」の映像が地上に送られました。
宇宙から見た地球の美しい姿は強烈なインパクトを脳に与え、人類は進化したと言えまいか。
例えば、ヒッピームーブメントが盛んになり、環境問題が浮上し、国境の無意味さを認知したりと。。。
スティーブ・ジョブズがMacやiPhoneのデスクトップピクチャに、地球の映像を使ったのは、その伝道だと感じています。

そして、この美しい地球をモチーフにしたのが「海のクレヨン」と「山のクレヨン」です。企画をしたのは、スカパーJSAT。スカパーと聞くと衛星放送で知られていますが、実は宇宙事業会社で「こんなにも美しい色が溢れている地球を、もっとたくさんの人に知ってほしい」と担当者が思ったのが開発の経緯です。
宇宙から撮影された地球上に実存する海の色、山の色から抽出した色でクレヨンをつくり、色を抽出した場所の「緯度と経度」が色名の代わりに書かれています。
こうしたストーリーをもった素敵なクレヨンで、どんな絵を描くのか、考えただけでワクワクしませんか。

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