AZUMI TOMOKO

安積 朋子

1966年広島生まれ。京都市立芸術大学デザイン科環境デザイン学科にて建築を学び1989年卒業。東京の建築事務所に勤務ののち渡英、1995年にROYAL COLLEGE OF ART家具科を卒業。ロンドンにてデザインユニットAZUMIでの10年の活動ののち、2005年にTNA Design Studioを設立、現在に至る。T.N.A DESIGN STUDIOで家具、プロダクト、商業インテリア、展示会の構成などのデザインを手がける。作品はイギリスのヴィクトリア&アルバートミュージカルをはじめとするヨーロッパ各地の美術館に永久保存される。2007年から2012年まで日本のグッドデザイン賞審査員を務めたほか、イギリスのD&AD賞、ドイツのiFデザイン賞などの審査員を歴任。紙好き、紙モデル好きが高じて立て版古やのぞきからくり絵本、アンティーク車の紙模型や紙ジオラマなどを集め、「はかないもの収集家協会：Ephemera Society」のメンバーでもある。「1:16」シリーズの名作家具と室内ジオラマをデザインして福永紙工との開発を始めたのは2014年。他にも、紙で作る多面体キット「The Geometrist」を手がけ、ジャパンハウス・ロンドンで多面体のウィンドー展示やワークショップを行い、紙に触れるDIYを通しての「クリエイティブな手の復活」を広める活動を続ける。