封筒で贈る、小さな星空。
文明の発達とともに街の明かりが増え、夜空を見上げても星が見えにくくなってきました。
星空を見上げる機会が減った今だからこそ、手紙とともに、そっと星を贈ってみませんか。
「星空の封筒」は、開封口から中を覗くと、思わず息をのむような満天の星空が広がる、ロマンチックなペーパープロダクトです。
黒い紙に小さな穴をあけ、その上からトレーシングペーパーを重ねることで、夜空の奥行きとやわらかな光の瞬きを再現。新潟の冬、午後8時の空をモデルにしており、オリオン座も見ることができます。
使い方は簡単。封筒をまっすぐに折り、顔をしっかりとつけて中を覗き込みます。横から光が入らないようにすると、星がより強く、はっきりと輝きます。
自分で楽しむのはもちろん、手紙を添えて大切な人に贈れば、ちょっとした癒しや驚きを届けられるはずです。
この封筒は、2015年に福永紙工のプロジェクト「かみの工作所」が開催した「ペーパーカードデザインコンペ2015」で、塚田萌さんのアイデアとして優秀賞を受賞した作品です。
審査テーマは「気持ちを伝える」。カードやノートなど既存の紙製品とは違う、新しいコミュニケーションの形を目指して生まれました。
「カードとかノートとか、たくさんのものがあふれていたのが紙だったんです。だからこそ、あえて違うものをやろうと考えていたのがうち。でも、“書いて贈る”という紙の原点にもう一度立ち返ってみたとき、カードの新しい形をつくれるんじゃないかと思ったんです。」
そんな発想からはじまったコンペで、塚田さんが提案したのが「星空の封筒」でした。
封筒にはメッセージを書き込めるスペースがあり、お手持ちの便箋を入れることも可能です。
使い方説明は、パッケージ台紙の裏面にある丸いシートを切り取って同封してください。
切手を貼れば、定形外郵便としてそのまま郵送できます。
星空を、手紙にそっと忍ばせて。
街では見えにくくなったあの光を、小さな封筒に閉じ込めて届けてみてください。
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